海に潜るアライさんなのだ!
今日はみんなに大事な事を言うのだ
都市型ショップに近づいたらダメなのだ!!
大事な事だからもう一回言うのだ
都市型ショップに近づいたらダメなのだ!!
都市型ショップとは?
都市型ショップと言うのは、海の近くにお店を構えないで、海から離れた都市部で営業しているダイビングショップの事なのだ。
因みにここで言う海と言うのはダイビングに適した海と言う意味で、東京湾みたいな海は指さないのだ。
アキバのドンキで無料のくじ引きとかやって、100%当たるダイビング講習無料券を配ってるの(有名な詐欺なのだ)とか、駅前でたまにビラ配りしてるのとか、と言うかそもそもダイビングショップの大半は都市型ショップなのだ。
都市型ショップは下記の商品やサービスを提供しているのだ。
- ライセンス講習(ボッタクリの入り口)
- 都市部から車相乗りで海に行くダイビングツアー(ちょっとこれは後述)
- 機材販売(ボッタクリ)
都市型ショップがダメな理由
まず、そもそも、ダイビングインストラクターやダイビングガイドは、生活できるレベルの収入を得られる仕事ではないのだ。
いやそりゃ土日祝日以外殆ど仕事が無い訳だから当然と言えば当然なのだ。
だから基本的にこのヒトたちは別に仕事を持ってる(と言うかダイビングが副業)のだ。
特に店舗も構えず、自家用車を活用して休日に副業として個人的にガイド、インストラクターとして活動するのであれば、それはそれで(適正価格で活動しているか否かは別にして)平和にプロダイバー()やってるので良いとは思うのだ。
しかし、これが都市部に店舗を構えてしまうと一気に懐具合が危なくなってくるのだ。
高額な店舗の賃料に加え、光熱費、事務処理コスト。場合によってはヒトの常駐・・・と、固定費が跳ね上がり、ボッタクリ価格で機材でも売りつけて無いと経営が成り立たなくなってしまうのだ。
つまり、経営状況が苦しく
「ボッタクリでもやらないと続けていけない」
と言うのが都市型ショップの特徴なのだ!
そしてもう一つ都市型ショップがダメな理由なのだけど・・・
ガイド、イントラが疲弊してる
のだ
いや当たり前なのだ。
都市型ショップのガイド、イントラは朝5時起き。
ショップの車を運転して集合場所で客をピックアップ。
そこから短くて3時間。夏場だと5時間以上運転して海に到着。
休む間もなく客の面倒を見て、客を車から降ろすのが場合によっては22時。
翌日の支度諸々をして、眠るのが0時過ぎ・・・・・・
いやいやまともな仕事ができる訳が無いのだ!!
対して現地ショップ。
午前7時に起きて出勤。諸々支度をして午前9時に駅まで客を出迎え。
お昼挟んで2本潜って15時頃に客を駅まで送り届け・・・・・・
繁忙期はそれなりに忙しいとしても、一応は人権が守られてそうなのだ。
まともに仕事ができそうなのだ。
さて、あなたはどちらのヒトに仕事を依頼したいのだ?
都市型ショップとの付き合い方
この期に及んで都市型ショップとの付き合い方も何もあったものでは無いとは思うのだけど、いくつかの条件が合致した場合に限り、都市型ショップも利用価値が生まれてくるのだ。
その条件とは・・・
まず
ライセンス(Cカード)講習だけはダメ絶対!!
と言う点を踏まえて・・・
・既にライセンス(Cカード)を持っている
・自宅から近い(早朝にタクシー1メーターで行ける程度が目安)
・交通費を含めたダイビング費用が自身で納得できる価格である
以上の条件に合致する場合は、都市型ショップを利用しても良いと思うのだ。
ただし、アドヴァンスドオープンウォーター(AOW)の講習や機材販売などのセールスを仕掛けて来る場合には、縁を切った方が良いと思うのだ。
それと、客に対する言葉遣いがヤバいショップも関わらない方が良いのだ。
とにかく・・・そこまでハイリスクな都市型ショップと関わるくらいであれば、素直に現地ショップの利用をおすすめするのだ。