海に潜るアライさんなのだ!
みんなはサークルと聞くと何を思い浮かべるのだ?
学生の同好会
同人誌の製作、頒布集団
色々な意味で使われるけれど、とりあえず言葉の意味だけを調べると
関心や趣味を同じくする人の集まり
と言う事らしいのだ
さて、大変残念な事にダイビング界隈には純粋な意味でのサークルは殆ど存在しないのだ
同人界隈も個人サークルと言う個人なのにサークル?
と言う首をひねってしまう謎な状況が発生するのだけど
ダイビング界隈はもっと危険で
ダイビングサークルは
その大半が
偽装サークル
なのだ
今回は偽装サークルの実態についてアライさんが教えるのだー
無店舗型都市型ショップ
ダイビングサークルの大半がこれなのだ
どういう事かと言うと、インストラクターが店舗を構える事無く、有償でダイビングガイドのサービスを提供しているヤツなのだ
基本的にはインストラクター個人(一人)で運営しているけれど、中にはインストラクターが何人も集まり会員数も数百人を超えるような大規模偽装サークルも存在するのだ
残念ながらタンク代+交通費のみで潜れる訳ではなく、幾ばくかの
ガイド料が参加費に上乗せ
され、それがサークルを運営している
インストラクターの懐に入る
と言う仕組みなのだ
店舗を構えない分ゼロ経費(実際にはゼロじゃ無いのだ)で運営できる為、都市型ショップより多少安く送迎+ガイド付きダイビングのサービスを提供して貰えるのだ
また良心的なインストラクターであれば、業販価格そのままでボートに乗せてくれたり、自分の分の交通費は自分で払ってくれたりで、自分で現地ショップを手配するより安く上がる場合もあるのだ
ただし中には悪さをするインストラクターも居るから、ご利用は慎重に
なのだ!
都市型ショップが裏で運営
サークルなのに潜りに行く時は毎回同じ都市型ショップ
こんなサークルは、その都市型ショップが裏で糸を引いてる可能性が大なのだ
サークルなのに機材を売り付けられたとか、デート商法が潜んでるとかそういう話も聞くから、都市型ショップが現れたら速攻で逃げる事をお勧めするのだ
別の勧誘を目的とした隠れ蓑
社会人サークルの記事で書いた通り、ダイビング以外の何かを販売したり、営業や勧誘目的で運営されているサークルもあるのだ
ダイビングと言うのはそこそこお金がかかる趣味=ダイバーはそこそこお金を持っている
と言う事なのか何なのか知らないけれど、アライさんも前世で変なサークルに引っかかった事があるのだ
幸いにして何かを売りつけられた訳では無いのだけど、そこのサークルでは
何故か起業家が多く集まり
何故か潜りに行くときは特定の都市型ショップを利用し
何故かダイビングよりも飲み会が多く開かれ
何故か潜るヒトよりも飲み会参加者の方が多く
何故か飲み会では熱心に投資の勧誘が行われる
そんなサークルだったのだ
後で知った事なのだけど、サークルの代表者は投資用不動産の販売が仕事で、それの売り先開拓を目的としてダイビングサークルを立ち上げたらしいのだ
悪いヤツらはあの手この手と次から次へと新しい手口を思いつくのだなー
まともなサークルはどこにあるのだ?
無いのだ
いきなり結論から言うと、まともなダイビングサークルなんて存在しないのだ
いやちょっとは存在しているのだけど、おおっぴらにメンバー募集してる例は殆ど見ないのだ
理由は色々あるのだけれど、ダイビングに関して言えばサークル(非営利目的の任意団体)を作るメリットが殆ど無いからなのだ
特に主宰者にとってはリスクばかりで何も良い事が無いのだ
DM以上のカード持ちにとっては事故発生時に責任を問われるばかりで、とてもじゃ無いけれど無償でなんかやってられないのだ
この件も長くなるから別記事で書くのだ
とりあえず今言える事は
ダイビングサークルにも悪質なのが潜んでるから要注意
なのだー!!