ダイビングで詐欺に遭わない方法なのだ!

あなたのお金と命を守る為に大切な事を教えるのだ

第3回 季節を確認するのだ

海に潜るアライさんなのだ!
前回の記事で取るべきライセンスはPADIのオープン・ウォーター・ダイバーに決まったと思うのだ

scubadiving.hatenablog.com

次はどのショップでライセンスを取るべきか・・・なのだけど、ちょっと待つのだ
その前に今の季節を確認しないと、これはこれで酷い目に遭うのだー

 

と言う訳で今回は
ライセンス講習を受けるのに適した季節
なのだー


・もっともおすすめは9月~10月
・取ったライセンスをすぐに活かせる6月
・そもそも論外な11月~5月
・まともな講習は期待できない7月~8月
・[補足1]泥水がダメな理由
・[補足2]暑さが敵となる理由


もっともおすすめは9月~10月

アライさんがもっともおすすめできる季節は9月~10月なのだ!
知らないヒトは知らない(当たり前なのだ)と思うけれど、日本の海水の温度は気温から2か月遅れて上がったり下がったりするのだ
つまりこの季節がもっとも海水温が高いと言えるのだ
そして海辺もダイビングショップも夏が終わり混雑が落ち着きはじめているから丁寧で良い講習を受けられる可能性が上がるのだ
運が良ければ通常料金でマンツーマン講習になる可能性もあるのだ

ただし気温が低い日は海から上がったあとに寒いのと、遠くの台風の影響で波が高くて海に入れない可能性もあるから気象情報には注意なのだー

取ったライセンスをすぐに活かせる6月

ウェットスーツでギリギリ海に入り始める事ができる6月も悪くないのだ
6月にライセンスを取れば、7月~8月と暖かい季節に存分にダイビングを楽しめるのだ!
ただし同じことを考えているヒトは多くて、特に学生サークルとかはこの季節にライセンスを取りがちだから、海は割と混んでいるのだ
ダイビングショップも忙しくなり始めているから、できる事ならばその年の夏はダイビングを諦めて講習を9月~10月に延期した方が良いのだ
それと気温も水温も上がり始めているとは言え、年によっては水が冷たかったり気温も低かったりするから要注意なのだ
あとは梅雨入り後は避けた方が良いのだ
場所によっては雨の影響で川の泥水が海に流れ込んで泥水の中で講習を受ける羽目になるのだ

そもそも論外な11月~5月

この季節はウェットスーツじゃ海に入れないのだ
入ると確実に寒いのだ

「冬の方が海がきれいだよ」

と言う人も居るけれど、この言葉に

騙されてはダメなのだ

確かに冬の方が孵化したての稚魚とかプランクトンとかそう言うのが少なくて水はきれいなのだけど・・・普通に寒いのだ
慣れたヒトであれば寒さに耐えつつ潜る事もできるかも知れないけれど

やった事の無いダイビング

の講習を

多くのヒトが生命の危機を感じつつもそれに耐えながら受ける

ダイビングの講習を

さらに寒さにまで耐えつつ受ける事など

不可能なのだ

不可能は言い過ぎだけれど、無駄に難易度を上げる必要は無いのだ

そしてこの季節、当然の事ながら出てくるのが

ドライスーツ

なのだ
フルオーダーで10万円以上するドライスーツを売りつけられる程の最悪の展開は無いとしても、ドライスーツのレンタル料金で追加費用が発生する可能性は高いのだ
そもそもアライさんは仮に無料だったとしてもドライスーツでのオープン・ウォーター・ダイバー講習受講はお勧めしないのだ
理由は講習の難易度が上がるからなのだ
何故難易度が上がるのかについては別の機会に説明するけれど、やった事も無いダイビングの講習で無駄に難易度を上げる必要は無いのだ
わざわざ難易度を上げなくても、覚えるべき事、身に付けるスキルは山ほどあるのだ
もし余裕があるのであれば、ドライスーツなんぞの使い方では無く、他の身に付けるべきスキルの上達にリソースを割く方が得策なのだー

まともな講習は期待できない7月~8月

7月~8月は夏なのだ
夏は暑いのだ
そして暑いとみんな海に入りたくなるのだ(みんなではないのだ)
むしろ逆に夏以外の季節に、わざわざ海に入って水に濡れるとか何処の物好きなのだ?

と言う訳で夏の海は混んでるのだ
海の中も混んでるし、海辺のダイビング施設も混んでるのだ
どれくらい混んでいるかと言うと、

ハロウィンの渋谷

をイメージしてもらうとわかりやすいのだ
ベテランダイバーの中にはあまりの混雑具合に逃げ出すヒトも居るとか居ないとか・・・なのだ

あまりの混雑に
シャワーもまともに浴びれない
機材も洗えない
(機材の洗い方も教わるのだ)

そして水中もイモ洗い状態で、とてもじゃ無いけれど講習どころでは無いのだ

にも関わらず、夏場に講習を受けたいヒトは多いらしく、ダイビングショップも大混雑で大忙し・・・なのだ
当然の事ながら講習を行うインストラクターの手も足りず、基本はインストラクター1人に対して受講者4人と言う組み合わせになるのだ
それだけならまだしも、講習を行うインストラクター自体が普段あまり潜ってないヒト(非常勤・繁忙期のみ活動)だったり、下手すれば

見習いみたいなヒトが担当

したりするのだ


特に

老舗

だったり

大手

だったりするとこの傾向が強いのだ

 

つまり要するに
夏場の講習は質が低い
事を覚悟する必要があるのだ

 

とは言えひと夏の思い出にライセンスを取ろう!
と言うヒトは無理に止めないのだ
その後ダイビングを続けるつもりが無く記念品としてライセンスを手元に置いておくだけであれば、その夏はとても楽しい思い出ができるはずなのだ

 

scubadiving.hatenablog.com

 


ライセンス取得後もダイビングを続けて行こうとか、たまに旅行先で潜ってやろうとか考えているヒトは、この季節にライセンス講習を受けるのはやめた方が良いのだ

詳しい理由は別の記事で書くけれど

オープン・ウォーター・ダイバー講習

だけは

質の良い講習を受けるべき

なのだー

泥水がダメな理由

難易度が上がるとか安全性が・・・とか色々理由はあるのだけど、泥水の中でオープン・ウォーター・ダイバー講習を受けるのはやめた方が良いのだ


一番の理由は、インストラクターが水中で見せてくれる

お手本が見えない

からなのだ


インストラクター「私と同じようにやってください」
受講者「見えません!!


と言う無理ゲーになりがちなのだ

暑さが敵となる理由

夏は暑いのだ

当たり前の事なのだけど案外忘れがちだからもう一度言うのだ

夏は暑いのだ

そしてダイビングの時に着るウェットスーツなのだけど、これは水中で体温が奪われないように

保温性に優れているのだ

つまり夏場に陸の上でこんなものを着ていると

熱中症で倒れるのだ

慣れたダイバーであれば、ウェットを着たらダッシュで水に入ってしまうから熱中症の心配は無いのだけど

オープン・ウォーター・ダイバー講習

結構陸の上での講習が長い

のだ

つまり気を付けないと

熱中症で倒れるのだ

そして不幸にもドライスーツを売りつけられてしまったあなた

ドライスーツはウェットスーツよりも暑いのだ

と言うか普通にサウナ状態で

熱中症で倒れる

どころか

死ぬ

のだ

さらに悪いお知らせなのだけど、このドライスーツ

自分では脱げない

のだ

いや実は脱げるのだけどダイビング未経験者には無理なのだ

そしておまけにもう一つ悪いお知らせなのだけど

サウナ状態になったドライスーツは

臭くなる

のだ

新品の

ドライスーツが

臭くなるのだ

ご愁傷様なのだ・・・